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守屋行政書士事務所HP

2005年05月18日

成年被後見人が選挙権を喪失する理由 国会答弁

 4月25日の衆議院決算行政監視委員会第二分科会において、公明党の福島豊衆議院議員の質問に対して、政府参考人の久保信保・総務省自治行政局選挙部長が答弁しています。

久保政府参考人の答弁「従前の禁治産者が成年被後見人の制度に変更されましたものの、その対象は一致をするということになっておりまして、また、現実の問題といたしまして、選挙時、投票時に事理を弁識する能力を有しておられるのかどうなのかということを審査、判断するということは実務上も極めて困難であるということから、従前の禁治産者と同様、選挙権及び被選挙権を有さないという扱いにされたと承知しております」


 現状の制度では、財産管理など、他人から資産を奪われないことを主たる目的とする場合には、投票する権利を残しておくためには、被保佐人という段階にしておくことが必要になります。保佐であっても広範囲に権利擁護に活用できます。

 国政選挙に際しては、施設等に入居している方々が、施設の職員に連れられて特定の候補者に投票していることがよく報道されています。よく考えれば、特定の利益集団に動員されて、特定の候補者に投票している方々も大して差がないと表現できるかもしれません。まあ、それは別としても、いざ権利を喪失するとなると普段意識しないことですが、どのような権利であったとしても深刻な思いにはなるでしょう。メリットとデメリットを比較検討しつつ、できる限りの最善の策を講じるようにしたいものです。


posted by 守屋行政書士事務所 at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 制度解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は軽度の知的障害者ですが、基本的人権の侵害と言うことは、正に不公平です。意思表示の出来る成年披後見人の障害者は意思表示の出来る人がいます。
Posted by 愛国者の元陸上自衛官@切込隊長 at 2012年04月15日 08:43
あのすいません!!人権侵害救済と言う法案が、民主・社民・公明の3党が推し進めようとしている事をご存知でしょうか?私はとても不安を感じており、この法案が本当に決議してしまうと大変な事になります。
Posted by 愛国者の元陸上自衛官@切込隊長 at 2012年04月15日 16:49
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