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守屋行政書士事務所HP

2005年02月22日

措置から契約へ

 成年後見制度の導入の背景としてよく説明に使われる「措置から契約へ」という言葉の解説です。成年後見制度と介護保険制度は2000年4月の同時期にスタートしています。介護保険制度は、介護の質・量ともに要介護者の家族だけでは、十分に対応できないことを受けて、社会全体で適切な保健医療・福祉サービスを提供しようとする目的で創設されました。そしてこの保健医療・福祉サービスの提供は、従前の行政機関担当者が決定(行政処分)をするという○○措置ではなく、サービス提供事業者と要介護者イコール消費者との契約で行われるように転換しました。

 しかし、消費者が事業者に対してサービスの提供を求める場合、どのようなことを求め、どのようなことを受け入れないかを判断できる能力が不可欠になります。したがって、十分な思考・判断・契約締結能力が発揮できない場合に、その人を支援する制度が必要になります。ここに成年後見制度がそれまでの財産管理と主たる目的とした禁治産制度に替わって新しくスタートした背景があります。
 成年後見制度は意思決定能力が不十分な人のために身上監護(しんじょうかんご)・契約締結代理・財産管理を支援する法制度です。


posted by 守屋行政書士事務所 at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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